新年始まったと思ったら、すでに3月です。
すでに春の訪れを誘う暖冬の今年の冬。
イースターホリデーも近いので、お店にはイースターチョコやウサギが店頭を独占中。
(ちなみに今年のイースターホリデーは3月29日~4月1日です)
我が家、怪獣家族は春休み期間アルプスへスキーに行ってきました。
チェコの春休みは2-3月、各地週ごと交代できます。
今年プラハは2月の第1週目と2週目。
ホリデーとは名ばかりの怪獣達の所属するチェコ地元スキーチームの合宿ホリデーです。
行先はスキーチームで推薦されたスキーリゾート、
<山々が見られるダイナミックなコースです>
<初日4日は晴天に恵まれ、この青空と白銀の世界です。>
1週間の滞在で、午前中は毎日トレーニング。
朝は8:00バス停集合、指定されたトレーニング専用ゲレンデに保護者でポールをたてて、ひたすらGSの練習。
青と赤のポールを交互に回転しながらスピードを競って滑りおります。
チームのトレーナーは無線を使いながらひとりひとりの滑走にコメント、そのコメントを聞いて次に臨む。
その繰り返しでとくにターンの技術をマスターしていきます。
参加メンバーは最年少5歳から11歳、みんな雪山には慣れていますし、通常のトレーニングに慣れているので、かなりの傾斜のコースを難なく滑りおります。
が、
ここはアルプス。
しかも一面銀世界で、パウダースノーのパラダイススキー場★
トレーニングをほおりだして、自由自在に滑りに行きたい・・・という気持ちにかられるのですが、
なんとも子供というのは凄いもので、文句も言わず、毎日のトレーニングに参加して、次の大会を目指しています。
本当にすごいです、きっとこれから生きる上でもきっと忘れられない経験になるのではないかと思います。
スキーに限らずですが、もちろん体力、その他でも自己肯定力とか忍耐力とか精神力とか自制心とか勇気などなど
これから生きていくのに必要な事項が詰め込まているので、スポーツは素晴らしいですね。
って言うのは簡単なんですが、家族のサポートやチームのサポートがあって初めて実現できること。
そういうサポートがあるうえでスポーツができることも、きっといつか分かる日が来るのではないかと思います。
スキーチームには保護者もみんなスキー大好き人間が集合しているので、早朝から滑ることには誰も抵抗はありません。
逆にオープンと同時に入らなければ、時間と共に雪の質は低下していくので、意味がありません。
初級、中級、上級コース関係なく、スキーリゾートのあらゆる傾斜を体験し続けた1週間。
40オーバーの身体はまさに完全燃焼でした。
我ながらですが、いろんな意味ですごい世界に入り込んでしまったとは思います。。。
しかし、もう後戻りはできない。
怪獣達はアルペンスキーの沼にはまり込み、もう出られないくらい夢中になっているからです(笑)。
今季はスキーシーズンがかなり短く、地元スキーチームのエリアの大会は終了となりました。
(まだまだクリノベッツのスキー場はOPENしていますし、今週後半から冷える見込みで、コンディション回復しそうです)
娘怪獣は昨年に続くがんばりで地域の大会総合2位、息子怪獣は5歳最年少で全6大会出場。
母怪獣の人生の記録として、ここにて残させていただきます。
地元大会シーズンは終わりましたが、もう一大会出場することになっています、
それはスキーメンバーの初挑戦、国外の大会です。
おそらく地元で自分が持っていたと思う実力が、見事に砕かれる瞬間にはなるかもしれません。
まあ、それも大事な経験、またまた結果ご報告いたします。
そして週末のトレーニングはスキー場が閉鎖するまで続きます。
前回の記事の答え、
チェコでも注目される日本のスキーリゾートは、北海道ニセコでした。
新雪のパウダースノーを求めてはるばる日本まで行く人続出です。