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建築家Bohumír Kozákの傑作

涼しくなったと思ったら、また暑さが戻ったチェコです。
今日は30度の晴天・抜けるような青空、気持ちがいいですね。
夏はどうやら今週末までのようです、最後の夏を楽しまないと!

チェコに田舎に、建築家Bohumír Kozákの作った傑作な建物を発見しました。
Bohumír Kozákは1885年から1978年までチェコで活躍していた建築家です。
20世紀初頭のキュビズム建築から、その後のファンクショナリズム期に共産主義に匂いが香る機能主義的建築物をチェコ国内に残してきた人物。

プラハから東へ約50キロ、Poděbrady(ポデェブラディ)という田舎町にその建物はありました。
RADIOTELEGRAFNÍ VYSÍLACÍ STANICE V PODĚBRADECH
=ポデェブラディの無線電話放送局、として建てられましたが、
現在はポデェブラディのゴルフ場のクラブハウスとして機能しています。

1921年建設、ロンド・キュビズムはキュビズム建築の後発展した様式。
美しいファサードは、当時のチェコ建築界のレベルの高さを伺わせます。
建築家Bohumír Kozákの傑作_e0151592_713489.jpg

この建物、内部はチェコっぽくてたまらない天井。
建築家Bohumír Kozákの傑作_e0151592_7215195.jpg

シャンデリアもお洒落で、モダンで、とにかくカッコいい。
建築家Bohumír Kozákの傑作_e0151592_7222525.jpg

内部のドアもディテールまでこだわるチェコ建築。
建築家Bohumír Kozákの傑作_e0151592_723698.jpg

こんな建物が普通にゴロゴロしているチェコが好きです。

ちなみにこの町Poděbrady(ポデェブラディ)はプラハからも観光客が多いスパ・タウン。
源泉を辿り、素敵なプロムナードを歩いて、エルベ川沿いの散策。
余裕がある人はホテルのマッサージを受けたり、ゴルフもいいですし、川沿いのサイクリングも最高です。
プラハ・マサリク駅より、Poděbrady行きの直行の列車がでています。
ガイドブックに載っていない観光地ですが、そんな場所が落ち着くのですね。

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by prahalife2 | 2013-08-18 07:33 | 建築 | Comments(0)

首都プラハとクルシュネー(エルツ)山地の二地域居住、現地ガイド・コーディネーターによるチェコ生活日記です。


by prahalife2