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曲線美3-キュビズムの巨匠が残したもの

曲線美シリーズが止まらなくなってきました・・・

キュビズムの巨匠であるヨゼフ・ゴチャールが残した曲線美。
キュビズムとはチェコで20世紀初頭に発展した建築様式で、発展期間が随分短かったため、
プラハ市内にはそこまで沢山の建築物が残っていないのですが、
チェコの田舎町には今でも美しいキュビズム建築が鎮座しています。

チェコ・キュビズムの世界の代表的な建築家といえば、
ヨゼフ・ゴチャール。
プラハ市内では「黒いマドンナの家」として知られるツェレトナー通りの建物などが有名ですが、
彼の残した建築物はチェコ国内各地に散らばって現存しており、
体がゾクゾクしてしまうほど美しく・モダンで・かっこいい。
(今度キュビズム特集したいと思います。)

キュビズムの世界では、鋭角的な斜線や結晶形、尖った先端など、ダイヤモンドのカットのような
シャープさを建築で表わしているのが特徴なのですが、反する柔らかい曲線を階段やバルコニーなどで取り入れているものも、何とも目を見張るところです。

Jaroměřという田舎町のミュージアム
ヨゼフ・ゴチャールが本格的にキュビズムの建築を始める前1909年。
曲線美3-キュビズムの巨匠が残したもの_e0151592_052662.jpg

曲線美3-キュビズムの巨匠が残したもの_e0151592_0522889.jpg

建物の目的は当初デパートだったんだそうです。
入り口付近もかっこ良いので、載せておきます。(曲線美ではないのですが。)
曲線美3-キュビズムの巨匠が残したもの_e0151592_0572963.jpg

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by prahalife2 | 2013-05-27 00:57 | 建築 | Comments(0)

首都プラハとクルシュネー(エルツ)山地の二地域居住、現地ガイド・コーディネーターによるチェコ生活日記です。


by prahalife2