このお花知ってますか?
答え:ルピナス
ルピナス属(るぴなすぞく、学名: Lupinus、ルーピン、
英:
Lupin)は、
マメ科の属の1つ。ルピナスの名はオオカミに由来し、
吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものである。和名は
ハウチワマメ属(葉団扇豆属)。根生葉が掌状複葉であることから付けられた。また、花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。
色は紫・白・ピンクなどあり、チェコでは高原地帯で6-7月に満開になります。
群生している所は本当に綺麗で、日本のアジサイやアヤメの群生にひけをとらないのですが・・・
ここ昨今、南ボヘミア地方では増えすぎて、もともとの生態系に影響がでているようなのです。
今年夏はルピナスを積極的に自然界から撤去する活動が行われるようです。
吸肥力が強すぎて、まわりの植物が育たなくなってしまうんですね。。。
仕方がないことではありますが、ルピナスの群生を見られなくなると思うと少し悲しい。
花が空に昇って咲く様子はとても凛として、まるで天国(あるのかな?)に昇るかのようです。
もしかしたらもう見られなくなるかもしれないルピナスの群生をチェコの山でどうぞご鑑賞下さい。
でも今年はもう満開から、散って、豆になるころです。
がおーーーー(狼の叫び)
生きる強さ、ルピナス。