久々の更新です、皆さんお元気ですか?
暑い日がまたまた連日続いた後、本日は曇り&雨で気温15度。
相変わらず気温差の激しい秋の始まりを迎えるチェコです。
秋は収穫の時期。
ここチェコでも様々な農作物の収穫期を迎えています。
秋の収穫の代表といえば、やはりチェコ人の命の原動力でもあるビール(=PIVOチェコ語ではピヴォ)の材料になる麦やホップの収穫です。
麦の収穫はなんとなくご想像いただけることと思いますが、
あのニガ~イ苦味を生み出すホップの栽培風景、収穫風景は日本ではなかなか見られないので、
ご想像し難いのではないかと思いまして・・・・こんな写真を見つけました。
こちらホップの栽培風景。
こんな風にツルで上のワイヤーで作られた支柱へ這い上がっていくのです。
そしてこちら、ホップの収穫風景。
ワイヤーの高さは7m程あり、トラックでないと届きません。
ホップの拡大写真。
ホップを乾燥したもの。
ホップとは・・・(ウィキペディア情報)
ホップ(学名:Humulus lupulus)は
アサ科のつる性多年草。雌雄異株。
和名はセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)。ホップという名は、
ベルギーのポペリンゲ(Poperinge)という町で植樹されたことに由来している。
毬花はビールの原料の一つで、
苦味、香り、泡に重要であり、
また
雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める働きがある。
ちなみにチェコでも有数のホップ生産地は、プラハから北東部、ZatecやRakovnikといった町。
肥沃な土地でできるチェコのトップクラスのホップは、Saaz(ザーツ)と呼ばれチェコのロールス・ロイスとも世界で賞賛される品質です。2007年にはEUからも保護指定されプレミアム・ブランド化されました。
チェコのホップの賞賛に値するところは、
ビールにその苦い味を与えるアルファ酸の低濃度の良質なアロマホップ。
そしてその世界有数の品質を保つ、土地と気候がチェコには備わっているのです。
世界の約80カ国に輸出されており、日本にもチェコのホップが輸出されているんですよ!
例えば、日本でおなじみ
YEBISUビール。
うまいビールは、やっぱりチェコに起源あり!
2012年の収穫も終了しました。
ただし今年は2月の極度的な寒さと4月の干ばつにおいて、昨年の比較すると収穫量が減っており昨年の6088トンから4500トンに減少する見込みだとか・・・
ってことはビールの値段上がるの?
それ、絶対に困ります。
組合の調査によると、昨年度からの在庫も豊富にあるため値上がりの予想はない、とのこと。
ひとまず安心。
過去にもこんなにビール記事を書いていた私。
よっぽどこの国に来て、おいしいビールに癒されているのです。。。
チェコらしいビール会社の宣伝広告
ピルスナーの故郷ピルゼン市
Myビール作りの挑戦
ホップ畑は、有名な観光地でもある温泉保養地カルロヴィ・ヴァリへプラハから行く道中でも車窓からたっぷり楽しめます。収穫前シーズンの5-7月あたりには青々と茂ったホップ畑を眺められますよ。
ああ、ビールを語ればつきないなあ・・・
ビール好きな人もポチッ★
にほんブログ村